各国の有識者が気候変動対応での中国の行動を高く評価 COP28

　国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)では重要な討議が進められています。会議の主催側および中国代表団は、「エネルギーの日」、「技術と資金の日」、「気候変動適応の日」、「削減の日」などのテーマを巡るフォーラムやイベントを数多く開催しました。

　会議に参加した国際組織の責任者、各国政府関係者、慈善団体の代表らは、中国が気候変動への対応や循環型経済の促進、再生可能エネルギーの発展、国際協力の推進などの面で発揮している重要な役割と積極的な貢献を高く評価しました。

　世界気象機関(WMO)のアブドゥラ・アル・マンドゥース総裁は、「中国は全国民に対する（国連行動計画の）『すべての人に早期警報システムを』で大きな役割を果たしている」と述べ、中国の活動と技術提供、行動計画の推進に感謝するWMOの姿勢を示し、「中国は気候変動へ対応する上でよくやっている。とても真剣にこの問題に対応しており、例えば太陽エネルギー、再生可能エネルギーなどで中国は正しい道を歩いている」と表明しました。

　またスウェーデンエネルギー局局長経験者のトーマス・コーバリヤル氏は、「中国はすでに太陽光発電産業のけん引役だ。同時に、風力エネルギーでも重要な参画者であり、中国の関連分野での発展は世界で最も先進的であり、多くの国がこれらの分野で中国に学んでいる」と述べました。（Mou、鈴木）