日本は“中国の脅威”誇張して軍拡の口実にすべきでない=外交部

2023-12-07 19:01:03  CRI

 外交部の汪文斌報道官は7日の定例記者会見で、記者から「日本の防衛省の防衛研究所が最近になり『中国安全保障レポート2024』を発表したことについて、中国はどのように論評するか」との質問を受けました。

 汪報道官は「中国は一貫して平和的発展の道を歩み、防衛的な国防政策を堅持している。中国の発展は世界の平和勢力の成長だ。台湾は中国の一部だ。台湾問題は中国の内政であり、台湾問題をいかに解決するかは中国人自身のことであり、いかなる外部の干渉も許さない」と述べました。

 汪報道官はまた、「日本のシンクタンクによるレポートが、中国の内政や軍隊の現代化建設、中国と他国の関係についてでたらめに評価した。無責任な記述であり、とうてい成り立たないものだ」と指摘した上で、「日本の軍事安全動向は歴史上の原因により、アジアの隣国と国際社会の注目を常に集めてきた。日本は近年になり軍事支出を大幅に増やし、攻撃的武器の増強を図っていることで、周辺国と国際社会の強い懸念を引き起こしている。われわれは日本に対して、周辺隣国の懸念をしっかりと尊重して侵略の歴史を深く反省し、“中国の脅威”を誇張して自らの軍拡の口実にすることをやめ、実際の行動によってアジア隣国と国際社会の信頼を得るように促す」と述べました。(シンエン、鈴木)

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