北京
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23/19
中国の耿爽国連次席大使は、国連安全保障理事会が6日開いたウクライナ情勢を巡る会合で、「ウクライナ問題における中国の立場に変化はない。中国は終始、平和と対話の側に立ち、和解を呼び掛け、話し合いを促すことに尽力している」と改めて強調しました。
耿次席大使は「ウクライナ危機が長引き、武力衝突で損壊された数多くの大型インフラ施設は修復が遅れている。ウクライナ、ロシアなどの黒海沿岸諸国ではこのほど、異例の暴風雪により、交通や電力供給が止まり、死傷者が出ている。中国はこれを憂慮している」とした上で、国際社会と人道団体に対し、紛争地域の住民がつつがなく冬を越せるよう支援強化を呼び掛けました。(ジョウ、柳川)