中国は気候変動に積極対応 COP28の成果を推進=外交部

2023-12-04 18:49:38  CRI

 アラブ首長国連邦が議長を務めた「国連気候変動枠組み条約」第28回締約国会議(COP 28)が同国ドバイで12月1日から2日にかけて開催されました。外交部の汪文斌報道官は4日の定例記者会見で、習近平主席特別代表として、11月30日から12月2日までドバイに滞在して同サミットに臨んだ、中国共産党中央政治局常務委員である国務院の丁薛祥副総理があいさつを述べた状況などを紹介しました。

 丁副総理はあいさつの中で、習近平主席が8年前に各国の首脳と共に、最大の政治の決意と知恵をもって「パリ協定」を達成し、世界が協力して気候変動に取り組む新たな道を切り開いたことを振り返り、中国は一貫して約束を重んじ、世界の気候ガバナンスに重要な貢献をしてきたと述べた上で、世界の気候ガバナンスについて、多国間主義の実践、グリーン転換の加速、行動の実施強化の3つの提案を提出しました。丁副総理はさらに、「国連気候変動枠組み条約」及び「パリ協定」が定めた目標と原則を堅持して、再生可能エネルギーの割合を積極的に高め、従来型のエネルギー資源ではクリーンで低炭素の高効率利用を推進し、グリーン低炭素の生産方式とライフスタイルの形成を加速させることや、各国は約束をしっかりと履行し、特に先進国は発展途上国への資金、技術、能力建設への支援などを着実に強化せねばならないと強調しました。(閣、鈴木)

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