北京
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2023年は中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が包括的な戦略的パートナーシップを樹立してから2年目であるとともに、より緊密な中国・ASEAN運命共同体を構築する理念が打ち出されて10周年を迎えた年でもあります。最近、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下のグローバルテレビジョンネットワーク(CGTN)とミャンマーインターナショナル TV (MITV)、タイの「星暹日報(Sing Sian Yer Pao)」、マレーシアの「星洲日報(Sin Chew Daily)」が共同で特別番組「中国とASEAN:共同の安全と繁栄の未来へ」を放送しました。番組ではASEANの 10カ国から訪れたゲストが、地域の新たな発展の活力や新たに生まれた民間交流のエピソード、安全と繁栄の新たなビジョンについて話し合いました。
ASEAN の10カ国のゲストは、地域の安全が経済繁栄の重要な保障になるという認識で意見が一致しました。カンボジアの王立プノンペン大学東南アジア研究センターのソビンダ・ポ(Sovinda Po)主任は、「中国の指導者が打ち出した三つの『イニシアチブ』は西側の理念とは異なり、『グローバル安全保障イニシアチブ』は発展途上国のニーズにより注目し、異なる文化や民族の特徴をより尊重している。三つの『イニシアチブ』は、アジアとASEANが世界をより明確に認識し、平和・安定・繁栄の未来を共に構築していくことに役立つ」との考えを示しました。
中国とASEANの学者は、声をそろえて協力の強化を訴え、共に享受し、共に建設し、ウィンウィンの道を歩んでいくよう呼びかけました。
同番組は11月30日にCGTNのテレビとニューメディアプラットフォームで放送され、50社以上のアジアメディアが番組中の観点と内容を転載し、報道しました。(藍、坂下)