北京
PM2.577
23/19
中国の中央銀行である中国人民銀行の潘功勝総裁はこのほど、中国はすでに世界第2位の債券市場となっており、中国のA株と国債はMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)、FTSE(フッツィー・インターナショナル)、ブルームバーグ・インデックス、JPモルガン・チェースなどの世界的な主要指数に組み入れられていると明らかにしました。
潘総裁によると、現在、海外機関が保有する中国の債券は3兆3000億元(約68兆1500億円)に達し、さらにここ数年の年間平均成長率は約30%です。中国人民銀行は国際投資家の需要に前向きに応え、中国金融市場への直接投資に便宜を提供しています。「滬深港通」、「債券通」、「互換通」(すべて香港・中国本土間の金融活動に便宜を図る措置)などの安定した効率的な措置の実施によって、国際投資家により多くの投資ルートが提供されました。香港は中国本土の金融市場の対外開放において重要な役割を果たしており、すでに中国本土と国際金融市場を結ぶ懸け橋となっています。(Mou、野谷)