マレーシア航空機事故の損害賠償請求訴訟が開廷 賠償金1000万~8000万元

2023-11-28 15:33:17  CRI

法廷審理について検討する乗客の家族と代理人弁護士

 マレーシア航空MH370便は旧マレーシア航空所有のボーイング777型機で、2014年3月8日にマレーシアのクアラルンプールから北京に向かう途中で消息を絶ちました。搭乗者239人のうち、154人が中国人乗客でした。2015年1月29日、マレーシア民間航空局はMH370が墜落し、搭乗していた239人が死亡したものと推定されると発表しました。この航空運送損害賠償責任訴訟が27日、北京市朝陽区人民法院で開廷し審理が始まりました。

 乗客約40人の家族が訴訟を起こしており、北京の朝陽法院で27日から12月6日にかけて、それぞれ法廷が開かれ、審理が行われます。

 乗客家族の代理人弁護士によると、訴訟を起こした40人以上の乗客家族の要求はそれぞれ異なるものの、主に審理を通じてMH370便の消息不明の真相究明を求めることと、賠償問題の2点に集中しているということです。乗客家族が提起した民事賠償額は1000万~8000万元(2億880万~16億7000万円)で、賠償額の大部分は精神的損害に対する慰謝料で、高いものでは3000万~4000万元(6億2600万~8億3500万円)となっています。

 今回、北京朝陽法院に訴訟を起こした40人余りの乗客家族のほか、110人余りの乗客の家族はいずれも既に被告5人と和解して、和解合意にサインしており、受け取った金額は250万~300万元(5220万~6260万円)の間だということです。(ヒガシ、坂下)

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