7歳の小学生 字を書く速度と暗算が遅い原因は融合立体視機能障害

2023-11-28 13:18:16  CRI

 小学2年生の斉さんはよく、ちょっと本を読むと目の不具合を訴え、やめようとします。また、字を書く速度も遅いうえ、よく書き間違っています。さらに数学の暗算もとても遅いことから、母親は視力検査を受けさせましたが、両目とも問題がなく途方に暮れました。子どもには読み書き障害があると聞いた母親はもう一度病院で診察してもらった結果、両眼融合立体視の機能に大きな問題があると知らされました。

テキストを読んでいる小学生(資料図)

 斉さんは幼い頃、高低遠近の距離感が悪いことからよく転倒していました。それは両眼融合立体視などによるもので、読み書き障害も生じ、勉強に影響を与えるということです。文字サイズが大きいテキストが読み書き障害の子どもに良いと聞いた母親は学校に相談することにしました。話し合いを通じて、担任の郭先生は快く大字版のテキストを申し込み、学校は前倒しでテキスト注文センターに来学期の大字版テキストを予約しておきました。下学期(3月ごろ)から、斉さんは大字版のテキストを使えるようになります。さらに、郭先生は「今後学校が配る学習資料は、斉さんのための『大字版』を作る」と明かしました。

 母親は斉さんの兄も幼い頃に似たような現象があったことを説明し、「当時は理解できず、怠けるとか、学習の強度が足りないとかと思い込んで、しかったり勉強の量を追加したりしていた。長男はもう中学3年生になったが、10年以上も遠回りを重ね、親子関係が悪くなってしまった。本当に後悔している。心が痛い」と話しています。

 郭先生は「このような障害のある子どもに、時間と空間を与えるべきだ。適切な目標設定を手助けして、挫折感などを避ける必要がある。家族と学校が一緒に努力すれば、きっと良くなる」と、積極的に立ち向かう姿勢です。(朱、野谷)

 


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