北京
PM2.577
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中国工業情報化部の22日の発表によると、中国の5Gネットワークの建設事業は着実に進んでいるとのことです。10月末時点の5G基地局総数は、移動基地局総数の28.1%を占める321万5000基に達しました。また、チャイナ・モバイル、チャイナ・ユニコム、チャイナ・テレコムの大手通信サービス3社の5G携帯電話ユーザー数は7億5400万に達しました。
通信業界は1~10月の期間中、好調を維持しました。電気通信事業の売上高と業務総量は小幅ながら伸びました。新興業務のけん引作用が増大し、5G、ギガビット光ネットワーク、モノのインターネット(IoT)などのネットワークインフラ整備が加速しています。
1~10月の電気通信事業の売上高は前年同期比6.9%増の累計1兆4168億元(約22兆円)でした。大手通信サービス3社のインターネットブロードバンド事業の売上高は前年同期比9.3%増の2190億元(約4兆円)でした。IPTV(インターネットテレビ)、インターネットデータセンター、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、IoTなどの新興業務の売上高は前年同期比20.5%増の3012億元(約6兆円)でした。
同時にモバイルインターネットトラフィックが急速な増加を維持しています。1~10月のモバイルインターネットの累計トラフィックは前年同期比14.8%増の2456億ギガバイトに達しました。(朱、鈴木)