人命救助の配達員が大学入学

2023-11-23 12:53:52  CRI

 半年前に浙江省杭州市で川に飛び降りた人を橋から跳び込んで救った宅配便配達員の彭清林さんが18日、国家開放大学実験学院2023年度春学期の新入生という新しい身分を獲得しました。専攻は自ら選んだ現代物流管理学で、その理由は、現在の仕事と関連性があり、将来のキャリアプランにもつながるからだということです。

入学式で新入生代表として発言する彭清林さん

 美団配送と国家開放大学が連携して実施している「配達員大学進学」プロジェクトは、配達員が仕事を続けながら勉学するというものです。主にオンライン授業の形式で学ぶため、時間が比較的自由で、中継で授業を受けることもできれば、授業を再生して見ることもできます。美団宅配は今年6月に、所属している彭さんの同大学への無料入学枠を申請しました。

 入学式で彭さんは、「30歳を超えた自分がまだ大学に入学できるのかと半信半疑だったが、この素晴らしい機会を得て、感謝している。勉強を通じて、自分の視野を広げていきたい。これからは配達を続けながら、良い学生でもありたい」と心境を語りました。

 危険を顧みずに人を救った彭さんの果敢な行動が評価され、彼には住宅と奨励金が与えられましたが、一家は住宅を断り、奨励金は故郷の小学校に寄付しました。今後の人生設計について、彭さんは「毎日を充実して過ごすことだ」と答えました。(閣、坂下)

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