北京
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商務部は22日、10月には一連の消費促進政策や措置の実行が加速し、同月の社会消費財小売総額は前年同月比7.6%増と、3カ月連続で上昇したと発表しました。中国の消費市場では回復と拡大が続いています。
10月の社会消費財小売総額は前年同月比7.6%増の4兆3000億元(約89兆円)で、伸び率は9月を2.1ポイント上回りました。社会消費財小売総額は3カ月連続で前年同月を上回りました。中でも商品消費の伸びが比較的速く、10月の商品小売の売上高は前年同月比6.5%増で、伸び率は前月を1.9ポイント上回りました。特に好調だったのはアウトドアスポーツ用品、新型電子製品、電気自動車など新エネルギー車、スマート家電などの「進化型商品」でした。
サービス消費も祝日効果などの要素にけん引されて急増し、宿泊・飲食、文化・観光、交通移動などの需要が集中して出現しました。10月の飲食業の売上高は前年同月比17.1%増の4800億元(約9兆9800億円)でした。映画の興行収入は前年同月を7割以上上回る、36億元(約748億円)でした。(オウギ、鈴木)