中国全国の秋収穫穀物の買い入れ量が6000万トン突破

2023-11-22 14:25:04  CRI

 

 中国各地で秋収穫の穀物の買い付けが進んでいます。国家食糧・物資備蓄局の発表によると、主要生産地区では秋収穫穀物の買い入れ量が現在までに6000万トンを超えたとのことです。今年は多くの地方がオンライン予約や収獲した穀物についてのサービスセンターの構築などを通じて、買い入れの効率を高め、安定して秩序のある買い入れ作業を実現しました。

 黒竜江省の湯原県では、地元の食糧企業が「予約制」を導入しました。農家と企業のオンライン予約を先行させたことで、農家が長時間待つ状況が回避されたとともに、買い入れの効率も向上したとのことです。

 黒竜江省内の各食糧貯蔵企業は今年、「デジタル化」に力を入れています。調達方法を飛躍的に向上させたことで、販売側の農家への支払い時間が短縮されました。

 遼寧省は生産後の損失を可能な限り低減して販売側の農家に便宜をもたらすために、省内の食糧生産県をすべてカバーする食糧生産後サービスセンター200カ所近くを設けました。農家に片付け作業や乾燥、貯蔵、加工、販売などの代行サービスを提供することにより、貯蔵企業による乾燥や貯蔵の過程の食糧減損を低減し、農民の増収が実現したとのことです。(朱、鈴木)

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