習主席とプーチン大統領がそれぞれ中ロ執政党対話メカニズム第10回会議に祝賀のメッセージ

　中ロ執政党対話メカニズム第10回会議が20日にビデオ形式で開催されました。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席とロシアのプーチン大統領はそれぞれ祝賀のメッセージを送りました。

　習主席はその中で、「中ロ関係は複雑で激しく変化する国際情勢の厳しい試練に耐え、終始高いレベルの発展を維持し、新型大国関係の模範を打ち立て、世界の安定した発展を実現するための戦略的価値をさらに際立たせた」と述べました。

　習主席は、「中国共産党と統一ロシア党の交流・協力は新時代の中ロ関係の重要な構成部分だ」と指摘し、「両党が対話メカニズム第10回会議をきっかけに、大国大党の責任ある役割を示し、新時代の交流の内実を豊かにし、制度化された交流と協力の新局面を切り開き、新時代の中ロ関係の不断の発展、国際的な公平正義の擁護、人類運命共同体の構築を促進するためにより大きな力で貢献するよう希望する」と述べました。

　プーチン大統領は祝賀のメッセージで、「ロ中の包括的な戦略的協力パートナーシップは過去最高水準にある」と表明し、「統一ロシア党と中国共産党はそれぞれの国の執政党として、ハイレベルで建設的に影響し合っており、両国のさまざまな分野での協力の急速な発展を促している。両党の中央組織と地方組織は制度化された往来を保ち、党の建設、立法、社会などの分野における活動について有益な経験を交流し、2国間および国際的な検討課題の中の一連の現実的問題について深く討議してきた」と述べました。（馬げつ、坂下）