北京
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23/19
米電気自動車(EV)大手テスラ のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこのほど、米国のある番組で中国人の聡明さと勤勉さを賞賛しました。マスク氏は聡明で勤勉な中国人の数は米国よりはるかに多く、中国のインフラ施設、例えば高速鉄道や駅などは、米国よりも印象的だったと述べ、北京や上海などへ行って自らの目で見ることを勧めました。
イーロン・マスク氏
マスク氏は今年5月末に中国を訪問し、様々な活動に参加しました。その中で、中国人の勤勉さや意欲、聡明さや知恵などに対して、深く体験したとのことです。
マスク氏は中国の発展、特にハイテク分野の発展を高く評価しています。マスク氏は9月になり、スマートAIの分野では将来、世界の流れをリードするのは中国である可能性が高いと述べました。マスク氏は、中国は「世界一流」になるだけでなく、「世界第1位」になると強調しました。
実際のところ、米国の一部政府高官も訪中して中国を体験しています。例えば、このほど訪中したレモンド米商務長官は、北京から上海への高速鉄道の旅を体験しました。レモンド長官の訪中期間中にファーウェイの新しい携帯電話が登場したことで、米国政治家が「茫然自失」の状態になってしまいました。
中米間のより多くの意思疎通と接触は、経済や貿易の往来を促進するだけでなく、米国の中国に対する敵意やステレオタイプのイメージを解消するのにも有効とみられています。(閣、鈴木)