王文涛商務部長 レモンド米商務長官と会談

2023-11-17 19:58:09  CRI

 

 王文涛商務部長は米サンフランシスコで現地時間16日、中米両国首脳がサンフランシスコ会談で合意した共通認識を実現するために、両国商務部門の交流メカニズムについてのレモンド米商務長官との初の閣僚級会談を行いました。双方は中米間の経済貿易関係や共に関心を寄せる経済貿易の議題について実務的かつ建設的で、成果のある意思疎通を行いました。

 王商務部長は会談で、「中米首脳のサンフランシスコ会談は戦略的、歴史的、指導的な意義がある。中米の経済貿易関係の方向性が示された。中国は米国とともに、首脳会談の共通認識を実現し、相互尊重、平和共存、協力とウィンウィンを堅持しながら、商務部門に確立された交流と意思疎通のルートをうまく利用して対話を強化し、食い違いをコントロールし、両国の貿易投資協力に良好な環境を作っていく」と述べました。

 双方はまた、経済貿易分野における国家安全保障問題をめぐって踏み込んだ交流を行いました。王商務部長はその中で、「国家安全の汎用化、政治化は正常な貿易投資の往来に影響を及ぼす。双方が経済貿易分野における国家安全の境界線について討議することは非常に重要だ」と強調し、米国による中国に対する半導体輸出規制の最終規則や中国企業への制裁、双方向の投資規制、301条関税などについての関心を示しました。

 双方はさらに、両国商務部門が来年第1四半期(1~3月)での次官級の商務貿易作業部会の初会議の開催に同意し、両国の省・州クラスの経済貿易協力と貿易投資促進活動の展開を支持し、中米企業の協力連携プロジェクトを共に推し進めることと、プロジェクト事務所の開設で合意しました。(Lin、鈴木)

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