北京
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【国産編】
渉過憤怒的海(Across the Furious Sea)
公開日:2023年11月25日
監督:曹保平(ツァオ・バオピン)
主演:黄渤(ホァン・ボー)周迅(ジョウ・シュン)祖峰(ズウ・フォン)張宥浩(チャン・ヨウハオ)周依然(ジョウ・イ―ラン)閆妮(イェン・ニー)王迅(ワン・シュン)
中国を代表する俳優の男女、黄渤(ホァン・ボー)と周迅(ジョウ・シュン)が初共演を果たす待望の新作が、いよいよこの11月25日に一般公開スタート! 本作は中国の作家・老晃の同名小説を原案にしたもので、日本に留学中の娘を殺害された父親が加害者家族への復讐(ふくしゅう)を実行する中で、目をそらしていた自らの親子関係に向き合っていくという物語です。黄渤は復讐の炎に燃える父親を演じ、周迅は加害者と思われる青年の母親を演じています。メガホンを取っているのは、『烈日灼心(The Dead End)』(2015)や『追凶者也(Coke and Bull)』(2016)といった社会派作品で知られる曹保平(ツァオ・バオピン) 監督。周迅は2008年公開の『李米的猜想/愛失償』以来、15年ぶりに曹保平監督と再タッグを組んでおり、大きく注目を集めています。日本での公開は未定。
【国産編】
刀尖(Seven Killings)
公開日:2023年11月24日
監督:高群書(カオ・チュンシュー)
出演:張訳(チャン・イー)黄志忠(ホァン・ジーチュン)郎月婷(ラン・ユエティン)成泰燊(チェン・タイイェン)沙溢(シャーイー)高捷(ガオ・ジエ)金世佳(ジン・シージャー)
汪精衛の傀儡(かいらい)政権期を背景に、敵陣に潜伏して暗殺任務を遂行する共産党員の活躍を描いたスリラー映画『風聲(THE MESSAGE)』(2009)で知られる高群書(カオ・チュンシュー)監督の最新作『刀尖(Seven Killings)』が11月24日に封切られます。本作は『風聲(THE MESSAGE)』と同様、汪偽政権期を背景に、南京で暗躍する共産党員の群像を描くスリラーアクションです。タイトルの「刀尖」はナイフの先端という意味で、暗殺任務を遂行する共産党員の仕事はまるで「ナイフの先端」を走るように危険だというメタファーです。主演に抜てきされたのは、張藝謀(チャン・イーモウ)作品の『崖上のスパイ(原題:懸崖之上)』(2021)や『万里帰途(Home Coming)』(2022)などの話題作に立て続けに出演し、現在中国映画の第1線を独走中の張訳(チャン・イー)です。
(ミン・イヒョウ、梅田謙)