習主席 日本の岸田文雄首相と会談

　習近平国家主席は米サンフランシスコで現地時間16日午後、日本の岸田文雄首相と会談しました。

　習主席は、岸田首相との再会に喜びを示し、「今年は中日平和友好条約締結45周年に当たる。条約は法律の形式で中日の平和、友好、協力の大きな方向を確立し、覇権主義に反対することを強調し、両国関係史上のマイルストーンとなった。条約を含む中日の四つの政治文書の導きの下で、両国関係は45年、風雨を経ても全体的に発展の勢いを維持し、両国人民に幸福をもたらし、地域の平和、発展、繁栄を促進するために積極的な役割を果たしてきた」と述べました。

　習主席はさらに、「現在、国際情勢は変化と不安定の要素が交錯し、リスクと挑戦が相次いでいる。平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展は中日両国人民の根本的利益に合致する正しい方向である。双方は歴史の大勢を把握し、時代の流れに順応し、共通の利益に着目し、食い違いを適切に処理し、中日の四つの政治文書に定められた諸原則を厳守し、戦略的互恵関係の位置付けを再確認し、新たな内包を与え、新時代の要求に合致した中日関係の構築に力を入れなければならない」と強調しました。（Mou、野谷）