米各界 中米首脳会談に期待

2023-11-15 11:37:52  CRI

 中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の記者はこのほど、国連関係者や米国の地方自治体関係者、一般市民などにインタビューしました。関係各界は中米首脳会談が両国関係の改善に新たなきっかけをもたらし、世界の発展に新たな原動力をもたらすことに期待を示しました。

 国連のドゥジャリク事務総長報道官は、「中国と米国の建設的かつ協力的な関係は気候変動対策や人工知能(AI)技術など多くの議題にとって非常に重要だ。双方が建設的で成功した対話を行うことを期待している」と述べました。

 国連世界食糧計画(WFP)のアーサリン・カズン元事務局長は、「中米首脳がさまざまな意見の相違を棚上げし、アジア太平洋経済協力会議(APEC)開催期間中に会談できることに興奮している」と述べ、「このような面会は非常に重要であり、食料の安全保障など持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取り組むことができるだろう」との見方を示しました。

 カリフォルニア州のフィオナ・マ財務長官は、「中米は貿易大国であり、経済(GDP)大国でもある。両国が協力すれば、世界でより多くの平和を生み出し、両国により多くのビジネスチャンスをもたらすことができる」と述べました。

 米ワシントン州タコマ市にあるリンカーン高校の教師リン・アイゼンハワーさんは、「私は全世界の問題を完全に理解しているとは言えないが、人々が集まって問題の解決策を見出し、衝突ではなく協力する方法を見つけるべきだと思っている。対話の再開はいいスタートだ」と話しました。(ZHL、藤井)

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