北京
PM2.577
23/19
中国政府で外貨管理を担当する国家外匯管理局はこのほど、10月における銀行での人民元転(外貨による人民元買い)は1604億ドル(約24兆円)で、外貨売りは1680億ドル(約25兆円)だったと発表しました。1‐10月累計では人民元転が1兆8307億ドル(約275兆円)で、外貨売りは累計1兆8750億ドル(約282兆円)だったとのことです。
同局報道官を兼任する王春英副局長は、「10月には中国の越境資金流動がさらに均衡化した。国内外の環境が改善しつつある中で、中国の為替市場と越境資金流動は引き続き、安定した推移を維持する見込みだ」と説明しました。(張、鈴木)