北京
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劉愛華国家統計局報道官、チーフエコノミスト、国民経済総合統計司司長は国務院報道弁公室が15日午前に開いた記者会見で、「10月は、生産需要を示す多くの指標の前年同月比伸び率が回復し、雇用と物価は全般的に安定を保ち、産業の転換と高度化が持続的に推進され、全体的に見て経済運営は回復・上向きが続いている」と説明しました。
農業生産の情勢は比較的良好で、通年の食糧生産量は再び過去最高を更新する見通しだということです。工業は成長が若干加速し、10月の一定規模以上の企業(国有企業と年間売上高が2000万元以上の非国有企業)の工業付加価値額は前年同月比4.6%増加し、前月を0.1ポイント上回りました。設備製造業の付加価値額は同6.2%増で、前月を0.7ポイント上回り、3カ月連続で回復しました。サービス業の生産指数は同7.7%増で、前月を0.8ポイント上回りました。
市場の需要も回復傾向にあります。10月の社会消費財小売総額は前年同月比7.6%増で、前月を2.1ポイント上回りました。投資については、1~10月の固定資産投資額は同2.9%増、1~10月の製造業投資額は同6.2%増で、投資全体の伸び率を大きく上回りました。
雇用と物価は総じて安定を維持しました。10月の全国都市部調査失業率は前月から横ばいの5%で、前年同月を0.5ポイント下回りました。1~10月のコアCPIは0.7%増で、伸び率は1~9月とほぼ同水準で安定を保ちました。(ZHL、柳川)