カザフスタン 来年の輸入博で出展規模が5倍に拡大の見通し=貿易・統合相が言及

2023-11-10 13:36:34  CRI

 カザフスタンは2018年から毎年1回開催されてきた上海国際輸入博覧会(輸入博)の全てに参加してきました。同国のアルマン・シャカリエフ貿易・統合相はこのほど中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の取材に対して、「輸入博は中国の開放政策が世界経済に溶け込んでいることを示す良い見本だ。中国の開放は(中国とカザフスタンの)両国の貿易の成長促進に、絶えず力を注ぎ込んでいる」と述べ、来年の輸入博ではカザフスタンの出展規模が5倍に拡大する見通しであることを明らかにしました。

 アルマン・シャカリエフ貿易・統合相は、「輸入博は各国が中国とつながる窓口だ。カザフスタンはこの6年間で輸入博を通じて約3億ドル(2023年11月現在の為替レートで約450億円)の契約を結んだ。このプラットフォームを利用してより多くの種類の商品を展示したい」と述べました。

 アルマン・シャカリエフ貿易・統合相はさらに、世界経済は全般的に減速しているが、中国の開放政策は多くの原動力を提供しているとした上で、「中国は『一帯一路』イニシアチブなどを通じて貿易ルートの相互接続をさらに推進し、国際舞台において多くの国が利益を得られることを確保している。中国は世界に向けて開放し続ける決意を示し、経済の活力を世界と分かちあっている」と述べました。(ZHL、鈴木)

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