北京
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中国中小企業協会によりますと、10月の中小企業発展指数(SMEDI)は89.1で、前月比0.1ポイント下落しましたが、依然として2021年と22年の同期水準を上回りました。
業界別指数は、交通・運輸・郵政・倉庫が前月比0.1ポイント上昇、卸売り・小売りが同0.1ポイント上昇、社会サービスが0.2ポイント上昇した一方で、工業、建築、不動産、情報伝送・コンピューターサービス・ソフトウエア、宿泊・飲食はいずれも若干下落しました。
同協会の調査によりますと、10月の中小企業の融資状況は若干改善しました。10月の資金指数は前月比0.2ポイント上昇の100.8、融資指数は同0.1ポイント上昇の90.5でした。調査対象の8業界中4業界で融資指数が上昇しました。
同協会によりますと、10月の中国経済は全体的に回復・上向き基調を保ちましたが、経済運営は比較的多くの困難と試練に直面し、特に零細企業の困難が依然として突出しています。今後は、内需拡大、信頼感向上に尽力し、経済運営の持続的な好転を絶えず推進し、より多くの金融資源を民間中小・零細企業に傾け、より多くの中小企業が「専精特新(専門性があり、精巧な技術力を持ち、独自性に優れ、イノベーション能力の高い)」の方向へ発展するよう導く必要があります。(閣、柳川)