北京
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漠河で見られたオーロラ
最近の太陽の強烈なコロナ質量放出活動の影響で、5日夜から6日早朝にかけて地球でG3レベルの地磁気嵐が発生し、多くの写真愛好家や観光客が中国北部の黒竜江省漠河市の北極村で幻想的なオーロラを撮影しました。
今回肉眼で見ることができたオーロラは主に赤と緑に輝き、北部上空に出現しました。
漠河に今回出現したオーロラは7時間以上続いたということです。一方、北緯79度の中国北極黄河基地では、現地で越冬宇宙環境観測任務を遂行中の中国極地研究センターの科学研究者、李斌さんも強烈なオーロラ活動を観測しており、今回の磁気嵐の影響範囲が非常に広いことを示しています。
中国地図の最北端に位置する漠河市は、中国で最も緯度が高く、オーロラ観測に最適な場所の一つであり、毎年多くの写真愛好家がオーロラを追いかけてここを訪れます。今年も漠河で何度かオーロラが観測されました。(hj、野谷)