初の中央金融作業会議 中国金融の質の高い発展を指導

2023-11-01 22:00:01  CRI

 10月30日から31日にかけて、中国で初めての中央金融作業会議が開催されました。会議は、金融は経済、社会の発展のために質の高いサービスを提供せねばならないと強調しました。

 会議は金融の安全の確保について、「中国の金融分野では現在、さまざまな矛盾と問題が絡み合い影響し合っており、経済と金融のリスクは依然として多く存在する。そのため、監督管理を全面的に強化し、リスクを防止し解消することを重点とし、体系的なリスクを発生させない最低ラインをしっかりと守る必要がある」と指摘しました。

 今回の会議では、金融の高水準の開放、中国金融市場の国際化の推進についても手配が行われました。会議では、「海外からの導入」と「海外への進出」を共に重視することを堅持するとともに、金融分野の制度型開放を着実に拡大し、国際的な経済貿易ルールに合わせること、クロスボーダー投融資の利便性を向上させ、より多くの外資系金融機関や長期的な投資を中国に誘致すること、上海の国際金融センターとしての競争力と影響力を強化し、香港の国際金融センターとしての地位を強化し向上させることなどが強調されました。(鵬、鈴木)

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