中薬入り茶飲料 中国の若者の間で「滋養ブーム」を生む

2023-10-30 13:16:40  CRI

 中国文化の精華とされる「中薬」と茶飲料を融合させた飲料ブランドが、若者の間で薬食同源の「滋養ブーム」を巻き起こしています。中医学クリニックや製薬企業と連携して立ち上げられた店舗は多くの若者を引き寄せ、中薬入り茶飲料の人気ぶりを示しています。

 「Z世代栄養消費動向報告」によると、中国では18歳から35歳までの若い消費者層が健康・滋養を求める消費者層の83.7%を占めており、薬食同源に加えて滋養効果のあるものがZ世代消費者に新たに選ばれています。

 そこで、筆者は中国南部の湖南省の4店舗を訪れ、中薬入り茶飲料が若者に愛される理由について調べてみました。その結果、この種の茶飲料の多くは、ミルクティーによく使われる砂糖の代わりに「羅漢果」や「甘草」などの甘みのある生薬を使用しており、薬の苦味や酸味、渋みを中和して飲み物の風味を保つと同時に、「体を温めて栄養を与える」効果もあり、手間を省きたい若者の滋養ニーズに応えることで人気を呼んでいることが分かりました。

 中高年層と比べると、若い世代の滋養行為と薬食同源の考え方も絶えず更新されています。滋養意識が高い9人の若者にインタビューをしたところ、「新鮮さ」と「健康志向」が、若い世代が中薬入り茶飲料に目を向ける大きな理由の一つになっています。この新たなタイプの茶飲料の登場は、中医薬文化の若年層への普及の後押しにもつながっているとみられています。(怡康、坂下)

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