米カリフォルニア州知事 BYD試乗後に「2台買いたい」と連呼

2023-10-26 11:22:17  CRI

 訪中している米カリフォルニア州のニューサム知事は24日、中国南東部の広東省深セン市を訪れました。深センバス集団安托山ターミナルでの見学で、ニューサム知事とカリフォルニア州のサンチェス気候問題担当上級顧問は、電気自動車(EV)のグローバルリーダーである中国EV最大手BYD(比亜迪)傘下のハイエンドブランド「仰望(ヤンワン)」のオフロードSUV「U8」に試乗し、車内の音楽システムを楽しみ、その場で360度回転することができる「タンクターン」を体験しました。

BYD試乗後、サムズアップしたニューサム米カリフォルニア州知事

 試乗後、ニューサム知事は興奮を隠さず、サムズアップして同機能を称賛し、「圧倒的な技術、2台買いたい」と連呼しました。

 また、ニューサム知事は報道陣に対して、「環境問題が日増しに深刻になりつつある現在、カリフォルニア州は解決策を探している」と表明しました。深センは2017年に世界で初めてバスの100%EV化を実現し、2018年に世界でEV普及規模最大の都市となりました。これを受けて、ニューサム知事は「カリフォルニア州も同じビジョンを持っている。中国はこの分野で最先端の技術を持っていることから、交流し合って経験を共有し、互いに学び合いたい」と深セン訪問の理由について紹介しました。

 今回はニューサム知事が2019年にカリフォルニア州知事に就任して以来、初の中国訪問であり、新型コロナウイルス感染症が発生してから訪中した最初の米国の州知事となります。消息筋によりますと、カリフォルニア州は広東省と新エネルギー車や公共交通関連の議題をめぐって協議を進めており、気候変動への対応や低炭素発展と炭素排出削減などについて大きな協力の将来性があると見込まれています。(Lin、野谷)

ラジオ番組
KANKAN特集