中央広播電視総台、世界知的所有権機関と協力意向書に調印

2023-10-26 19:45:08  CRI

 中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)と世界知的所有権機関(WIPO)は現地時間の26日、スイスのジュネーブで協力意向書に調印しました。双方は知的財産権の保護と広報の強化、国際交流活動の展開などで協力することで一致しました。中国共産党中央宣伝部副部長でCMG台長の慎海雄氏とWIPOのダレン・タン(Daren Tang)事務局長が双方を代表して調印を行いました。

 慎海雄氏は席上、「今年は中国と世界知的所有権機関との協力50周年に当たる。中国政府は知的財産権保護活動を非常に重視しており、知的財産権の尊重と保護に対する意識が社会全体で明らかに高まっている。国営のラジオ・テレビ局として、CMGは知的財産権の保護を積極的に普及させ、推進する者であり、受益者でもある。CMGが著作権の開発、運用、保護の分野で新たな道を踏み出したことは、CMGの持続的な革新・発展を活性化する強力な原動力となった。CMGはWIPOと深い協力関係を構築し、デジタル時代における人工知能(AI)などの新技術の急速な発展がもたらすチャンスと課題に共に立ち向かい、世界の知的財産権ガバナンス体系がより公正で合理的な方向に発展するのをメディアの力で後押ししたい」との考えを示しました。(RYU、坂下)

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