世界最高齢の犬死ぬ 人間で217歳相当

2023-10-26 10:41:41  CRI

 ポルトガルメディアによりますと、世界最高齢の犬「ボビ」が21日、同国の農園で死にました。31歳5カ月でした。犬の31歳は人間で217歳に相当するということです。  

 1992年5月に生まれたボビは、ポルトガル原産の「ラフェイロ・ド・アレンティジョ」という犬種で、寿命は通常12~14歳とされています。ボビは生前、飼い主とポルトガル中部の田舎で暮らしていました。今年初めに世界最高齢の犬としてギネス世界記録に認定されたばかりでした。 

 ボビの飼い主によりますと、ボビが世界最高齢の犬に認定されると、世界的に注目され、多くのファンが欧州各地、米国、日本から写真撮影に駆けつけました。しかし、ボビは年を取るにつれて視力が低下し、行動も困難になり、庭で1日中、猫とぶらぶらするしかなかったということです。 

 飼い主によりますと、ボビの長寿の秘訣(ひけつ)は生活環境と食事にありました。ボビは生まれてからずっとポルトガルの田舎で暮らし、普段は家の周りの森をぶらぶらするのが好きで、肉や魚など人間の食べ物を食べていました。 

 飼い主は、ボビの死を受けて「ボビが生まれた時、自分は8歳だった。ボビの長い一生は家族に多くの思い出を与えてくれた」と話しました。(Mou、柳川) 

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