中国はアラブ諸国と共にグローバル文明イニシアチブを実践=外交部

2023-10-26 21:06:24  CRI

 外交部の毛寧報道官が26日、定例記者会見を主宰しました。記者が、「現在、パレスチナとイスラエルの紛争が激化し続けている中で、第10回中国・アラブ関係および中国・アラブ文明対話シンポジウムがこのほどアラブ首長国連邦で開催された。このシンポジウムの開催についてどう見ているか」と質問しました。

 毛報道官はこれに対し、「中国・アラブ関係および中国・アラブ文明対話シンポジウムは中国・アラブ協力フォーラムの枠組みにおける重要な活動メカニズムであり、中国とアラブ諸国が文明交流を行う重要なプラットフォームでもある。最近、パレスチナとイスラエルの紛争がにわかに激化していることによる災禍には心が痛む。このような背景下で、中国とアラブ諸国が24、25の両日、新たな対話会を開いて文明交流の強化、平和的対話の呼びかけ、平和共存の実現などの議題について深く討議したことは、重要な現実的意義がある」と述べました。

 毛報道官はまた、「パレスチナ問題における中国の政策と立場は、会議に出席したアラブ諸国の代表から高い評価を得た。文明交流は人類が相違や意見の隔たりを乗り越え、調和のとれた共存を実現する重要な手段である。習近平国家主席はグローバル文明イニシアチブを唱え、世界人民が平和を求め、発展を図るために中国の知恵で貢献している。文明対話を強化することは矛盾と衝突を解決するよき処方箋であり、中国はアラブ諸国と共に、文明の力をより以上に発揮して共同でグローバル文明イニシアチブを実践し、混沌とした世界により多くの安定性を注入し、世界的な課題に手を携えて対応するために、より大きな貢献をしていきたい」と指摘しました。(任春生、坂下)

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