北京
PM2.577
23/19
中国翻訳協会と北京第二外国語学院の共催により北京市内で行われていた「イオンカップ」第16回全国多言語通訳コンテストが21日に閉幕しました。
決勝戦の会場
大会は日本語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、朝鮮語/韓国語、スペイン語、アラビア語の7言語部門で構成され、一次戦、二次戦、決勝戦の3段階の順に進められました。扱う内容は政治、経済、文化、科学技術などの分野に及び、人類運命共同体、グローバルガバナンス、国際協力、デジタル経済、無形文化遺産の伝承、国際コミュニケーション、人工知能(AI)及び環境保護などのホットなテーマに脚光を当てました。参加したのは中国内外の81校の178人の選手で、46校の114人が2次戦に進出しました。
21日の決勝戦では、北京外国語大学、広東外国語対外貿易大学、西安外国語大学、対外経済貿易大学、上海外国語大学、北京第二外国語学院の学生8人が、それぞれ各言語の同時通訳と逐次通訳で優勝しました。
日本語同時通訳の1等賞を受賞した北京外国語大学の孫維岳さん
同大会は今回が16回目で、多くの優秀選手がその後、外交や経済貿易、文化、教育、観光、科学研究、コミュニケーションなどの分野で群を抜いた頭角を現し、中国と世界をつなぐ新たな力になりました。(ヒガシ、鈴木)