北京
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中国ではいま、「ティードリンク市場」の競走が過熱しています。今回は、その中でひときわ注目されている蜜雪冰城をご紹介します!
近年、驚異的なスピードで拡大を続け、日本でも表参道と池袋に進出した中国のティードリンク・アイスクリームブランド、”蜜雪冰城(mì xuě bīng chéng)”、海外では「MIXUE(ミーシュエ)」という名前で展開しています。
現在、中国に25000店舗以上あって、「どの町でも見かける」というイメージがあります。
普通、新しいブランドが立ち上がると、まずは大都市に出店して、そこから中小都市へ広げていくという戦略が取られます。しかし、ミーシュエは真逆の戦略を取っています。
蜜雪冰城の最大の特徴はその安さ。人気のソフトクリームは60円、フレッシュレモネードは80円と激安。地方からの展開と低価格路線という、時代の流れに逆行することで成功を収めたミーシュエ。今や中国を代表するドリンクブランドの一つにまで成長しました。
しかし、近年は、タピオカミルクティーブームの終焉や、格安コーヒーショップの台頭などの問題も。移り変わりの早いドリンク業界で、ミーシュエは今後、どのような手を打っていくのでしょうか?注目したいですね!