【CRI時評】外国企業による中国市場の開拓続行は必然の選択だ

2023-10-20 10:37:05  CRI

 人工知能(AI)が整形外科手術と関連施術の全過程を履行、人の目の1億倍以上の能力で光を受ける米ショット社のガラスセラミックス、糖尿病の発症を遅らせる最新の治療法――。第6回中国国際輸入博覧会が近づくにつれ、多くの多国籍企業が最新の革新的成果を中国に持ち込むことになる。フランスのある医薬品企業の責任者はメディアに対して、「中国経済の広大な見通しと無限のチャンスは、中国市場を深く耕すわれわれの自信と決意を絶えず強めている」と述べ、中国と未来を共に創りたいとの考えを示した。

 多くの専門家が「CRI時評」の取材に対して、「中国は現在も依然として、世界経済の成長回復の『機関車』だ」と述べた。中国経済の回復のシグナルが増えるにつれ、消費が引き続き反発していることが大いに注目されている。プライスウォーターハウスクーパースが17日に発表した調査研究報告によると、中国にある多国籍企業の大部分が、中国市場を一貫して好感している。多国籍企業の中国での投資を呼び込む三大主要要因は市場規模、経済成長、消費者だ。

 一部の西側メディアは一時期以来、いわゆる「外資の中国撤退」をしきりに騒ぎ立て、市場プレーヤーの心理的期待を意図的に下げ、中国経済を貶めようと企図してきた。しかし事実が示しているのは、中国では外資系企業が絶えず増加しており、その多くが比較的良好な利益を達成しており、投資構造も絶えず適正化されていることだ。いわゆる「外資撤退」はでたらめだ。

 消費市場だけでなく、中国の貿易も世界の産業チェーン・サプライチェーンの順調な稼動を力強く推進している。特に中国と「一帯一路」共同建設国との貿易の順調さには目を見張るばかりだ。第1-3四半期(1-9月期)には、世界経済の回復が力強さを欠き、貿易が全体的に低迷する中で、中国の貿易は重圧に耐え、規模は全体的に安定していた。うち、中国と「一帯一路」共同建設国との貿易額は3.1%成長し、貿易総額に占める割合は46.5%に達した。

 「一帯一路」の共同建設は中国経済に原動力を提供するだけでなく、関係国の経済繁栄をも促進する。先日開催された「一帯一路」企業家大会では、数百社の企業が行列を作って契約する人気の爆発ぶりがソーシャルメディアを賑わせた。

 10月15日に始まった第134回中国輸出入商品交易会(広州交易会)には、世界の200以上の国と地域のバイヤーが集まった。11月初旬の第6回中国国際輸入博覧会には、128の国と地域の3400社以上が参加する。絶え間のない顧客の流れ、押し寄せる外国の業者は、中国市場の強大な吸引力と中国の質の高い発展の新たな活力を目撃している。このことはもちろんながら、手を変え品を変え唱えられる中国衰退論への力強い反撃でもある。(CRI論説員)

ラジオ番組
KANKAN特集