国連安保理 パレスチナ情勢で公開会合 中国大使「直ちに全面停戦を実現すべき」

2023-10-19 13:19:26  CRI

 国連安全保障理事会は18日、ロシア、中国、アラブ首長国連邦の要請を受けて、当面のパレスチナ情勢について公開会合を行いました。国連駐在の張軍中国大使は、全面停戦の即時実現をすべてに優先する目標として、安保理のメンバー国がその役割を担うよう呼びかけました。

 張大使はまた、「過去数日間の情勢の拡大は、全面停戦の即時実現がすべてに優先する目標とされなければならないことを十分に表している。戦争が続く限り、国際人道法に違反する状況がさらに拡大することは避けられない」と指摘しました。

 張大使はさらに、「パレスチナとイスラエル問題の根本的な活路は『2国家解決案』を実行し、国連の関連決議などの国際的合意に基づいてパレスチナとイスラエルの平和共存を実現することにある」と重ねて表明した上で、「中国はいわゆる『安保理の行動は正常な外交努力を妨げる』という言い方に同意せず、すべての安保理メンバー国が、憲章が規定する職責を直視し、パレスチナの人々と国際社会の期待に応え、当面の危機に満ちた情勢に対して拘束力のある決定を下すことを期待している」と述べました。(藍、坂下)

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