中国・インドネシア協力による高速鉄道が正式に開通

2023-10-17 22:17:15  CRI

 17日午後4時35分、G1137号高速列車がインドネシア・ジャカルタのハリム駅を出発しました。これにより、ジャカルタ・バンドン間高速鉄道が正式に開通しました。最高時速は350キロで、ジャカルタとバンドンが最短46分で結ばれます。

 ジャカルタ・バンドン高速鉄道はインドネシアと東南アジアで初の高速鉄道であり、中国の「一帯一路」イニシアチブとインドネシアの「グローバル・マリ-ン・ピボット」構想を連動させるプロジェクトでもあります。ジャカルタ・バンドン間高速鉄道はインドネシアの首都ジャカルタと観光都市として有名なバンドンを結ぶ全長142.3キロメートル、最高時速350キロメートルの高速鉄道で、全線に中国の技術と中国の標準を採用しています。

 ジャカルタ・バンドン高速鉄道の車両は、中国企業によって設計・製造された時速350キロの復興中国標準車両で、インドネシアの運行環境と路線条件に合わせ、インドネシア現地の文化を融合させており、先進的な技術、安全性、快適性を備えています。各列車は8両編成で、VIP、1等、2等座席があり、総定員は601人で、重連運転が可能です。障害者用トイレ、点字案内標識などのバリアフリー設備や自動販売機、コーヒーメーカー、電子レンジなどの設備が完備しています。

 ジャカルタ・バンドン高速鉄道の正式開通・運行後は、ジャカルタとバンドン間の所要時間が大幅に短縮され、同地域の経済・社会発展に新たな弾みがつくことになります。(hj、坂下)

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