中国 超大口径シールドマシンのメインベアリング開発で重要な進展

2023-10-16 12:32:02  CRI

 中国企業が独自に開発した直径8.61メートルのシールドマシン用メインベアリングがこのほど、中国中部の湖南省長沙市でラインオフしました。これは世界最大級の直径を持ち、単体としては最も重く、積載量が最も大きな一体型シールドマシン用のメインベアリングです。同製品の完成は、国産超大口径メインベアリングの開発が重要な進展を遂げたことを意味し、国産シールドマシン用メインベアリング製品が小・中口径から超大口径までをカバーしたことを示しています。

△第16回中国(北京)国際建設機械展覧会で展示された中国鉄建の大型シールドマシン

 このメインベアリングは中国鉄建重工集団が独自に開発したもので、18メートルの大口径シールドマシンの駆動に用いられ、製品の重さは62トンに達し、1万トンクラスの荷重に耐えられます。直径8メートルを超える軌道面内の平面度が20マイクロメートル未満であることから、米粒に花を彫るのに劣らないほど製造が難しいと言われています。

 シールドマシンのコア部品であるメインベアリングは、シールドマシンの超重負荷、大きな部分荷重、頻繁な変動荷重などの極めて過酷な使用条件に耐える必要があり、その使用寿命と信頼性は、材料、設計、製造、試験などのさまざまな重要な要素の影響を受け、開発の難易度はサイズが大きくなるのに伴って倍増します。超大口径シールドマシンのメインベアリングのコア技術はこれまでは長期にわたって海外企業に独占されていました。

 シールドマシンのメインベアリングは、シールドマシンを製造する産業チェーンの最後の一環です。8.61メートルの国産超大口径シールドマシン用メインベアリングがラインオフしたことは、中国企業がシールドマシン用メインベアリング製品ラインナップの設計・材料から製造・試験までの重要なコア技術をすべて把握したことを意味しています。(ZHL、坂下)


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