北京
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リゾート地として知られる中国海南省三亜市で14日、50メートル上空に吊るされたゴンドラで食事を楽しめる「空中レストラン」の営業がスタートします。現在はテスト営業中で、アフタヌーンティーコースは一人1288元(約2万6400円)、ディナーコースは一人2288元(約4万6900円)です。事前のオンライン予約が必要ですが、予約はほぼ埋まった状態です。レストランのスタッフによると、安全上の問題は全くないとのことです。
三亜市観光発展局は8月、微信(ウィーチャット)の公式アカウントを通じて空中レストラン「ディナー・イン・ザ・スカイ」が10月に、グランドハイアット三亜海棠湾に出店すると発表しました。
ネットユーザーからは同レストランについて賛否両論が寄せられています。あるユーザーは、「工事現場の屋上で食事をするのと変わらない」と皮肉りました。一方で、「人生とはさまざまな体験の積み重ねであり、お金と暇があったら試してみてもいいけど。もちろん十分な安全措置があるとの前提で」とのコメントも寄せられました。
資料によると、空中レストランの発祥の地はベルギー、起重機でゴンドラを50メートルの高さに吊り下げて、客に特別な食事の体験を提供します。すでに世界の多くの国に普及しているとのことです。
空中レストランの予約がスタート
中国メディアの「新聞晨報」によると、空中レストランは2014年に上海に進出しました。実名制を採用しており、それぞれの客が着席した後に専門スタッフの手助けでシートベルトを着用します。レストランは全22席で、座席は左右180度に回転させられます。通常のメニューは1888元(約3万8700円)のアフタヌーンティーコース、3888元(約7万9700円)のランチコース、8888元(約18万2200円)のディナーコースで、食事代に15%のサービス料が加算されます。(ミン・イヒョウ、鈴木)