1-8月港湾貨物取扱量 前年同期比9.7%増

2023-10-05 18:00:54  CRI

 交通運輸部がこのほど発表した情報によると、今年に入ってから、中国の国際物流の運行は全体的に好調が続いており、全国の港湾の対外貿易取扱量も増加しています。1-8月の全国の港湾の対外貿易貨物取扱量は前年同期比9.7%増、2019年同期比16.9%増となりました。

 国際航空貨物・郵便量も着実に増加しています。8月末時点の業界全体の貨物機の数は252機で、22カ国に就航しており、累計の貨物・郵便総量は前年同期比4.9%増の1032.4万トンに達しました。

 主要な陸路通関地の貨物処理能力も引き続き向上しています。現在、中国は「一帯一路」の共同建設イニシアチブに署名した21カ国と政府間国際道路輸送協定を締結しています。今年8月、阿拉山口、霍爾果斯(コルガス)、二連浩特(エレンホト)、満洲里、綏芬河などの主要陸路通関地の通過貨物量は前年同期比89.1%の増加となりました。

 国際配達サービスネットワークも絶えず整備されています。今年に入り、速達便を扱う企業は陸・海・空・鉄道などの統合を加速し、国際郵便ルートの建設を促進し、海外倉庫・物流センターの配置を整備しています。

 交通運輸部運輸サービス部門の担当者は、「次のステップでは、引き続き関連部門と協力し、現代的な国際物流サプライチェーン体系の構築に力を入れていく。物流ネットワークを円滑にし、国際物流の大動脈の建設を加速し、世界的な競争力を持つ現代物流企業の育成に力を入れ、国際物流サービスネットワークを拡大する」と表明しました。(ヒガシ、NM)

ラジオ番組
KANKAN特集