ジャカルタ・バンドン高速鉄道 正式に開業

2023-10-04 13:42:25  CRI

 8年にわたる工事を経て、インドネシアのジャカルタ・バンドン高速鉄道が正式に開業しました。10月2日にジャカルタのハリム高速鉄道駅で開業セレモニーが実施され、出席したジョコ大統領が「開業ボタン」を押しました。

 ジャカルタ・バンドン高速鉄道は、インドネシアだけでなく東南アジアにとっても初の高速鉄道です。その建設は「一帯一路」共同建設の旗艦プロジェクトとして政府主導で進められてきました。

 インドネシアのブディ運輸大臣はこのほど、中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)記者のインタビューに応じ、ジョコ大統領がジャカルタ・バンドン高速鉄道を「Whoosh」と命名したことを明らかにし、「この名前はインドネシア文化において短時間、高効率、先進性を意味する」とした上で、同高速鉄道はインドネシアを代表する新たなシンボルになるだろうと示しました。

 「Whoosh」ことジャカルタ・バンドン高速鉄道は、インドネシアの首都ジャカルタと観光都市バンドンを結び、全長142.3キロ、最高運行時速350キロです。列車の運行は9月7日から始まっており、ジャカルタとバンドンの間の所要時間は3時間半から40分に短縮されました。

 ここ数年、中国の「一帯一路」イニシアチブとインドネシアの「グローバル海洋支点」構想の全面的な連携に伴い、両国の経済・貿易協力は大いに強化され、中国は10年連続でインドネシアの最大の貿易パートナーになっています。二国間貿易額は2022年に1494億ドルに達しました。(Mou、謙)

 


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