北京
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広州市や深セン市などの鉄道部門は、中秋節と国慶節の大型連休期間中の人々の旺盛な移動ニーズに対応するために、利用者が集中する北京や上海、杭州、深セン、カン州((「カン」はへん部分が「章」、つくり部分は「夂」の下に「貢」))、貴陽、南寧などの方面について、10月3日を除く9月28日から10月9日までの11日間で、計1300本余りの高速鉄道の夜行列車を増発しました。
鉄道部門は「高速鉄道夜行列車」の円滑な運行を確保するために、多くの困難を克服しました。対応が必要だった第1点として、高速鉄道夜行列車の大量増発に伴い一部の列車の使用時間が長くなり、列車の点検時間を短縮せざるをえなかったことがあります。次に、鉄道設備では夜間の点検が必要ですが、夜行列車の運転終了後に作業をせねばならないので、高効率化で対応しました。第三に、列車内の運転士や乗務員の体力維持も大きな問題です。運転士らはそれぞれの勤務時間と休憩時間をうまく調整して、乗務中には常に明敏さを保つことで、列車運行の安全を確保せねばなりませんでした。
鉄道部門はまた、各地域の交通部門と積極的に意思疎通をして、乗客が集中する時間帯には地下鉄やバス、タクシー、ネット予約車などの、降車後に利用する他の交通手段のサービス時間を延長するよう求めることなどしました。例えば、高速鉄道の最終列車の到着20分後に、地下鉄の終電を出発させるように調整してもらい、乗客の移動サービスについての「最後の1キロ」を確保しました。(閣、鈴木)