中国の「国慶節・中秋節」大型連休 国内で多くの観光地が人出のピークに

2023-10-01 18:36:40  CRI

 中国は9月29日に「国慶節・中秋節」の大型連休を迎えて以来、すでに2日目には全国の多くの観光地が続々に客足のピークを迎えました。重慶市の多くの観光地では9月30日、来客数がうなぎのぼりの状態になりました。重慶市洪崖洞景勝地では観光客数が連休直前の28日の約2倍の11万人に達しました。今年の大型連休中の観光客は延べ90万人に達すると予想されています。

 山西省平遥古城景勝地には、連休開始の2日間で延べ9万人近くが訪れました。

 河南省龍門石窟景勝地では、「国慶節・中秋節」連休中に「夜間観光モデル」が導入されました。「夜間観光」は開始初日だけで、延べ1万人以上の観光客を受け入れました。

 甘粛省敦煌市の鳴沙山月牙泉景勝地では7月以来、観光客が自発的に参加する「万人星空演唱会(1万人の星空歌声の会)」が独特の風景となりました。9月30日夜には観光客1万人以上が携帯電話の明かりをつけ、祖国への愛を歌いました。

 中国では博物館も、休暇の際に多くの観光客にとって欠かせない選択項目になっています。蘇州博物館では、この連休中の見学予約枠がすでに一杯になりました。同博物館は観光客の求めに対応するため、開館時間を午後9時まで延長しました。北京では故宮博物院の場合、入場券は10月6日午後分だけが残っており、中国国家博物館では連休中の受け入れ枠がすでに埋まりました。(帥、鈴木)

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