<杭州アジア大会>CMG アジア五か国の箏の合奏曲「心心相融」発表へ

2023-09-30 20:06:39  CRI

 箏は中国の伝統的な楽器で、漢や唐の時代にシルクロードを経て多くの国に伝わり、長い年月をかけて、最終的にそれぞれの国で民族的な特色を備えた楽器「箏」として今日も演奏され続けています。

 杭州アジア大会の期間中、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は自主企画として、アジア各国に伝わった「箏」による合奏というミュージックビデオ(MV)を発表しました。

 「つながる心」(原題「心心相融」)と題されたこのMVでは、中国、日本、韓国、モンゴル、ベトナムなどに伝わった箏を初めて共演させ、5カ国の演奏家が音楽でアジア大会の調和のとれた楽章を奏で、競技場のアスリートたちにエールを送るだけでなく、友情と平和を求めるアジア各国の人々に共通した思いを表現しました。

 アジア5カ国の箏が同じ楽曲を合奏する企画は、今回が初めてです。この曲は浙江省の特徴を持った民族音楽の調べをベースに、各国の箏の音色の特徴と演奏のテクニックを融合し、それを演奏で示しています。

 ダイナミックなアレンジが、中国の江南地区の趣を表現し、若さに満ちたテンポが新時代のリズムを奏で、杭州という古い文明と現代の文明が完璧に融合した都市の姿を音楽で見事に再現しています。(Yan、坂下)

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