三峡ダムが今年初の全負荷運転

2023-09-27 13:22:17  CRI

 世界最大の水力発電所である三峡ダムは26日、34機の発電ユニットすべてが稼働して今年初の全負荷運転を始め、杭州アジア大会への電力供給を確保しています。

 長江流域では最近、持続的な降雨のために三峡ダムの貯水量が増え続けています。長江中流と下流地域の治水の安全確保を前提として、三峡ダムは徐々に放流量を増やし、今年初めての全負荷運転を実行し、発電総出力は2250万キロワットに達しました。

 三峡、白鶴灘、渓洛渡など長江本流のカスケード式水力発電所6カ所の総発電容量は計7169万5000キロワットで、毎年3000億キロワット時のクリーンエネルギー生成が可能です。アジア大会の開幕以来、浙江省に計22億3000万キロワット時の電力を送電しており、これは二酸化炭素の排出量184万トンの削減に相当します。(殷、坂下)

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