1~8月の物品貿易 前年同期比ほぼ横ばい=中国

2023-09-26 13:09:52  CRI

 今年の世界経済は成長が明らかに減速し、貿易の安定に巨大な圧力と試練をもたらしていますが、中国では一連の貿易支援策が打ち出されたことで、今年1~8月の物品貿易は前年同期比ほぼ横ばいでした。  

 中でも輸出は、3カ月連続で前月比増を実現し、強靭(きょうじん)性を示しました。各地と各部門は貿易企業へのサービス強化に工夫を凝らしています。 

 越境電子商取引(EC)は、発展速度が比較的速い貿易の新業態として、多くの企業にとって注文を獲得する重要なルートです。今年に入り、多くの企業が、より多くの注文を獲得するため、海外の越境ECプラットフォームに進出しています。中国唯一の政策保険会社である中国信保は、越境EC向けの保険の提供を開始し、越境EC製品輸出の安全を保障しています。 

 第3四半期(7~9月)以降、政策金融機関は引き続き貿易分野への金融支援に力を入れています。貿易特別貸付の設立などを通じて、企業の海外進出を加速させています。中国輸出入銀行四川省支店の呉琪副総裁は、「専門チームを設立し、企業の要求を1対1で分析している。短期的な資金を必要とする企業、注文数を回復させたい企業、為替リスクを回避したい企業、越境通関・物流の問題解決支援が必要な企業などさまざまだ。企業が直面する問題を正しくつかんで初めて、貿易に奉仕する効果が上がる」と述べました。(Mou、柳川) 

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