国産商用航空機  新疆でのデモ飛行を完了

2023-09-26 15:55:58  CRI

 新疆ウイグル自治区内に全部で25ある輸送空港をカバーした国産商用機のデモ飛行が1カ月にわたって行われ、このほど順調に終了しました。中国の航空機メーカー、中国商用飛機(COMAC)はこの間、ARJ21の1機とC919の2機を投入し、基地別、段階別に順次、デモ飛行を行いました。これを通して、同自治区の複雑な地形、多様な気候、変化しやすい天気、数が多く広く分布する空港などの特徴に対する国産商用機の適応性を十分に検証し、将来的な国産商用機の同自治区での運営に向けた基礎を築きました。 

  ARJ21は8月24日から、伊寧とクチャの空港を基地として、同自治区内の周遊飛行と南北エリア間飛行を行いました。うち計184航路を飛行し、自治区内で東西最長航路のハミ・カシュガル、南北最長航路のケリヤ・カナス、最短航路の伊寧・昭蘇などをカバーしました。1日当たりの利用時間は9.2時間で、総飛行時間は276時間でした。  

  ARJ21はデモ飛行期間中、9回にわたって新疆ウイグル自治区で標高が最高の空港であるタシュクールクンジュラブ空港を飛行し、同空港のプログラムと高高原航行に対する航空機の適応性を十分に検証しました。 

  C919は9月11日から、ウルムチを基地とし、クチャ、クラマイなど9空港に順次到着し、計41航路を飛行し、累計飛行時間は64時間56分で、良好な安全性、適用性、満載運営能力を示しました。(閣、柳川)  

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