中国製大型航空機C919が海外から初受注

2023-09-26 12:05:39  CRI

 このほど開かれた第20回中国・ASEAN博覧会で、ブルネイの航空会社のギャロップエアと中国航空機メーカー最大手の中国商用飛機(COMAC)との間で、総額20億ドルの航空機30機の購入協定が締結されました。

中国製大型航空機のC919

 協定によると、ギャロップエアは20億ドルでC919を15機とARJ 21を15機買い付けます。中国製の幹線用旅客機C919にとっての初めての海外から受注であり、同社の支線用旅客機ARJ 21にとっては2件目の海外からの受注です。また、ARJ 21の貨物機、医療機、公用機としての初の海外からの受注です。

 ギャロップエアによると、中国商用飛機の航空機はブルネイの民間航空部門の認証プログラムを通過した後、2024年第3四半期(7-9月期)に商業運用を開始する予定です。

 ギャロップエアは2021年10月にシンガポールで会社登記された、ブルネイロイヤル航空に次いでブルネイに本社を置く2社目の航空会社です。主にブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどASEAN東部の急成長地域で運航しています。

 公式データによると、C919は現在までに少なくとも1061機の注文および意向確認を獲得しました。また中国東方航空にすでに2機が交付されています。また、インドネシアの航空会社のトランスヌサは現在、ARJ 21-700機を2機運用しており、さらに28機を購入する計画です。(閣、鈴木)

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