中秋節・国慶節8連休 列車チケット販売2億枚突破

　中国では間もなく今年最後の大型連休である中秋節・国慶節連休（9月29日～10月6日）を迎えます。今年はこの二つの祝日が近いため、つながって8連休となっています。そのため、連休中の輸送ラッシュ期間も例年より延びています。観光、帰省、親戚回り、学生旅行などの長距離・短距離移動のニーズが全面的に解き放たれ、移動の総量が大幅に増え、一部の時間帯には乗客の流れが集中することになると見込まれています。中国で鉄道輸送を担当する「国鉄集団」によりますと、鉄道部門は10月8日のチケットを9月24日に発売しました。9月13～23日までに累計2億1700万枚のチケットを販売しています。 

 　予約販売状況によりますと、9月28～30日の北京-上海、瀋陽-北京、武漢-深セン、重慶-北京、香港-深センはいずれもまだチケットが残っています。10月1～4日の各路線のチケットもすべて比較的余裕があります。 

 　中国鉄路南昌局集団（南鉄）の発表によりますと、2023年の中秋節・国慶節連休中の輸送ラッシュ期間は9月27日～10月8日の12日間で、南鉄は前年同期比89.7%増の延べ1280万人を輸送する見込みです。内訳は、江西省が同98.1%増の635万人、福建省が同87.2%増の645万人です。ピークは9月29日で、延べ138万人を輸送する見通しだということです。（Yan、柳川）