第6回中国・アラブ諸国博覧会 投資・貿易額は1700億元超

2023-09-24 16:49:48  CRI

 第6回中国・アラブ諸国博覧会の成果発表会が24日午前、寧夏回族自治区銀川市で行われました。

 今回の博覧会の「目玉」は経済貿易協力で、投資、商業貿易、エネルギー、農業などの伝統的分野の協力が大幅に拡大し、グリーン・低炭素、デジタル経済、医療・健康など新分野での協力範囲が継続的に広がった結果、協力の成果は403件に達し、計画投資・貿易総額は1709億7000万元(約3兆4758億円)に上りました。

 今回の博覧会では、「2022年度中国・アラブ諸国経済貿易関係発展プロセス報告書」、「質の高い『一帯一路』共同建設における中国・アラブ諸国経済貿易協力報告書」の二つの報告書と二つの成果が発表され、36件の協力協定を締結し、528億2000万元(約1兆738億円)に上る58件の各種プロジェクトを促進しました。サウジアラビアは主賓国として150人以上の巨大な経済貿易代表団を派遣して出展し、成立した協力プロジェクトは15件、投資・貿易額は124億元(約2521億円)に達しました。

 今回の博覧会は架け橋の役割を十分に発揮し、サウジアラビアやヨルダンなどの国での、投資・貿易額206億2000万元(約4192億円)に上る37件の各種プロジェクトの実施を促進し、国内では、投資・貿易額30億6000万元(約622億)に上る24件の投資プロジェクトの実施を促進しました。博覧会の期間中、寧夏回族自治区は「ホスト」の有利な立場を生かし、1150億9000万元(約2兆3398億円)に上る271件の各種プロジェクトを導入し、寧夏回族自治区の企業によるアラブ諸国での投資・貿易額18億2000万元(約370億円)に上る8件の貿易関連プロジェクト実施を促進しました。またロシア、ドイツなどの外資企業8社が寧夏回族自治区に42億2000万元(約857億)を投資しました。(帥、坂下)

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