北京
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【国産編】
堅如磐石(Under the Light)
公開日:2023年9月28日
監督:張藝謀(チャン・イーモウ)
主演:雷佳音(レイ・ジャーイン)周冬雨(チョウ・ドンユイ)張国立(チャン・グオリー)于和偉(ユイ・ハーウェイ)孫芸洲(スン・イージョウ)、李乃文(リー・ナイウェン)、許亜軍(シュー・ヤージュン)
映画シーンの書き入れ時とされる国慶節(10月1日)連休に向けて、今年下半期の注目作が相次いで公開される予定です。中でも一押しは、張藝謀(チャン・イーモウ)監督の9カ月ぶりの新作『堅如磐石(Under the Light)』。張藝謀作品には珍しい、現代が舞台のクライムアクションということで、関心を集めています。秘密裏に進む、巨大な利権に絡んだ犯罪を暴くため、一介の刑事が奔走する様子を描いています。主演に抜擢されたのは、『満江紅(Full River Red)』にも出演した人気俳優の雷佳音(レイ・ジャーイン)で、張藝謀作品では初主演。ヒロイン役は、人気女優の周冬雨(チョウ・ドンユイ)。周冬雨が張芸謀作品で主演を務めるのは、2010年の「サンザシの樹の下で(原題:山楂樹之恋)」以来、約13年ぶりです。周冬雨はこれまでの清楚なイメージとは打って変わって、凄腕の婦警役に挑戦。本作の日本公開は未定です。
【国産編】
志願軍:雄兵出撃(The Great War)
公開日:2023年10月1日
監督:陳凱歌(チェン・カイコー)
出演:辛柏青(シン・バイチン)朱一龍(チュー・イーロン)張子楓(チャン・ズーフォン)陳飛宇(チェン・フェイユー)朱亜文(チュー・ヤーウェン)
中国立国の戦いと位置付けられる抗米援朝戦争の勝利70周年記念映画『志願軍:雄兵出撃(The Great War)』が国慶節の10月1日に合わせて一般公開されます。同じく「抗米援朝」を題材にした『1950 鋼の第7中隊(原題:長津湖)』などの陳凱歌(チェン・カイコー)監督がメガホンを取るもので、当時活躍した若き戦士たちの勇姿を描いています。陳凱歌監督は、近年はいわゆる「主旋律映画(党の指導方針を唱え、愛国心や国威発揚などを題材とする作品)」の制作に専念し、『愛しの母国』や、「抗美援朝」がテーマの『1950 鋼の第7中隊』『1950水門橋決戦』は、いずれも日本公開を果たしました。『1950 鋼の第7中隊』と『1950水門橋決戦』では、徐克(ツイ・ハーク)監督と林超賢(ダンテ・ラム)監督がタッグを組みましたが、本作『志願軍:雄兵出撃』は単独監督作です。主演は、辛柏青(シン・バイチン)、朱一龍(チュー・イーロン)、張子楓(チャン・ズーフォン)、陳飛宇(チェン・フェイユー)、朱亜文(チュー・ヤーウェン)など、60人以上に及ぶオールスターキャストが結集。日本での公開は未定です。
(ミン・イヒョウ、梅田謙)