中国の自転車保有台数が2億台超える

2023-09-17 17:30:24  CRI

 9月17日は世界自転車デーです。中国自転車協会によると、中国は世界最大の自転車生産・輸出国であり、自転車保有台数は2億台を超えています。

 北京市や湖南省長沙市、四川省成都市など8都市における、外出に関するデータによると、都市部の住民の100回の外出のうち、約30回が自転車を利用したもので、鉄道駅周辺での自転車の利用回数が全体の20%以上を占めていることが分かりました。また、全国における1日当たりの自転車の利用による炭素排出の削減量は約1万トンで、8リットル当たり100キロメートルの燃費で計算すると、ガソリン約660万リットルの節約に相当するということです。

 さらに、自転車業界では製品構造の最適化が絶えず推進されており、軽量化・インテリジェント化された電動アシスト自転車の生産量は明らかに増加しています。ここ2年間、電動アシスト自転車の国内販売台数の伸び率は20%を超えています。スマート機能を持つ電動アシスト自転車は、若い消費者に人気があります。

 現在、生産側では、溶接ロボットや塗装ロボット、組立ライン搬送ロボットなどの応用範囲がより広がっており、20%以上の企業が生産ラインの自動化グレードアップの改造を展開しています。一方で、自転車業界の消費者側では、ビッグデータやモノのインターネットなどの技術支援によって、シェア自転車、集中充電交換などの新製品の新モデルが出現しています。(閣、謙)

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