中国は世界4番目の有機栽培国 昨年の販売額は1兆7500億円相当超

2023-09-15 10:38:31  CRI

中国四川省西充県の有機水稲栽培基地

 中国国家市場監督管理総局の主催による「2023全国品質認証シリーズ広報体験ウイーク」の始動式が13日、中国中部の安徽省合肥市で行われました。「グリーン産品認証と標識広報ウイーク」「有機産品認証広報ウイーク」「サービス認証体験ウイーク」など一連のキャンペーンが始まりました。

 始動式では、「2023年度有機産品認証と産業発展報告」が発表されました。同報告によれば、中国では2022年末までに1万6000社余りの企業が約2万6000件の有機産品認証証明を取得しました。有機認証の取得数は2015年にくらべて99.8%増え、中国は世界で4番目に大きい有機農業栽培国になりました。また、2022年には中国での有機産品の販売額が877億6000万元(約1兆7550億円)に達し、長年に渡り世界第4位を維持しているとのことです。

 市場監督管理総局の責任者によれば、中国ではグリーン製品の認証は電器電子、洗浄用具などの日用品、キッチンバスの金物類など、消費者と緊密に関わる90種類以上の製品にも及びます。これまで4万6000社以上の企業が2万4000件以上のグリーン製品認証証明を取得したとのことです。

 一方、サービス認証の面において、すでにサービス認証資格を持つ関連機構がサービス業の全22分野をカバーし、累計4万5000社以上の企業が6万8000件余りの有効なサービス認証証明を取得したとのことです。(Lin、鈴木)

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